東京砂漠で働くサラリーマンな方々にとって、1日の始まりをいきなりの戦闘体勢でもって幕をあげねばならない。
それが、
the 満員電車。
思い起こせばピッチピチ(としとこう)の新入社員だった10年前の4月1日の朝。
かっぺだった私は、満員電車に乗り込む心構えも術も持ち合わせておらず、列の一番前で待っていたのに、気づけば人の波に押されて何台も乗り過ごして半泣きしてたっけなぁ・・・
そんな私も今じゃ立派なモノ。
しかし、ちびな私にとっては満員電車の中で八方塞状態で逃げ場無く人々の群れに覆われると、呼吸困難(大げさ)に陥る危機もママあり、
電車で座って通勤できるか否かは、そりゃもう死活問題、その日1日のテンションを大きく左右するんです。
で、今朝。
前の席がLuckyにも空いたので、
いやっほう~~!!といそいそと座らせていただきました。
ほぅっ♪
と腰を下ろし、安堵したのもつかの間。
世間は
さらなる試練を私に下されました。
ほじほじほじほじ、してるんです。
目の前に立ったメタボまっしぐらな様子の大柄な男性が。
なにをって?
いや、
ハナ○ソですよ。snot!!!
大胆に指を突っ込んでは、ほじほじっとして、指なめてんじゃないのぉ??!!ちょっとぉキミーー!
という動作を両サイドの鼻を交互に一定のリズムで繰り返しており、一向にやめる気配がない。
人前で、こんなに
臆することなく鼻糞ホジリをしてる人は、未だかつて見たことがないため、人となりが気になってしょうがない私。
一見、いたって普通のスーツにコートのリーマンスタイルである。
はぁぁ、しっかし困った。
逃げようにもぎっちりの車内では身動きがとれず、
自分にいつそのフンが放出されるか気が気じゃなく、結果、いつにもましてスリリングな心休まらない朝を過ごすハメになるとは。。。。
一生懸命意識を紛らわそうと、友達が写メしてくれたbabyの写真を見て和んでみようとしたり、i-podの音楽に集中しようとしたり、少し前に尊敬するミュージシャンと握手したときの意外に小さくて柔らかかった手の感触をニンマリ思い返したり・・・
でも、でも、やっぱり気になって仕方ない。
ホジホジマンが。
なんだろう、あの人は仕事中にも無意識にうっかりホジホジしちゃってるんだろうか、どうなんだろうか、鼻の粘膜が傷ついて鼻血とか出ないんかいな?
一種のストレス解消法なのかなぁ?こちとら逆にストレス抱えちゃうけどね。。。
と思い出したくもないハズなのに、気づくと彼についての考察を繰り返していた今日。
明日もいるかな?なんて再開の希望まで抱いたり・・・?
それにしても、ホジホジしたそのまんまの手でむぎゅ~っとつり革を握り締めてたよなー。
潔癖症な人の気持ちが少し分かったよぅ。。。
しかも、彼は「霞ヶ関」で降りていったな~~・・・・・・
合掌。
こんな話で皆サマの夢見が悪いと申し訳ないので、こちらの写真で癒されてください。
死ぬまでに1回は行ってみたい
ボリビアのウユニ湖(塩湖)☆
放浪旅好きバックパッカーの後輩くんから教えてもらって以来、夢見てます。
(写真は人様のを拝借させていただきました~)